物を買う時は売り先であるターゲット層を把握するべし
民宿から高級旅館から料亭まで、なぜ品質が全く違うのかと思った事はないだろうか?
そこで疑問を感じられていたら第一関門を突破したとみても良いでしょう。
板前さんの腕が良いからだろうか?もちろんそれもありますが、そもそもの品質が全く違っていたら、調理を工夫しても乗り越えられない壁がたちはだかるのです。
スーパーのターゲットは主に一般層がメインです。そこでもカテゴリー分けされ、富裕層ターゲットの店とで、品質が変わってきます。
あとは、人口比でのエリアでの一番多い層をターゲットにしてるため、激安メインにするか、ちょっと良い内容にするか違っています。
同じ系列のスーパーでさえも、エリアでけっこう内容が変わるのでカルチャーショックを受けます。
けれども、そこに足繁く通っても一級品や特別品と言われるような食材にはまず出会うことは無いのが、私の経験則でもありました。
魚屋も同じで分類があるかと思います。例えば住宅街の魚屋は住民がターゲットになります。
狙うのは高級料亭とかに卸してる魚屋に的を絞り込むのです。
実際に魚をさばいてる現場を見ると余計に分かる
ブリとか鯛など、本格的な場所は、物凄く大きい個体をさばいています。アラみると魚屋が扱ってる裏側を知れたりします。
スーパーなんかでもアラは売ってますが、ほどよいサイズのアラが多いです。
ところが、高級料亭などに卸してるところのは、ブリでもマグロのカブトみたいに大きいのを扱ったりします。
そういった品物を普段から普通に扱ってる魚屋を見つけられたら通えば通うほど得をします。
スーパーに宝探しをし続けても永久に損をし続けることとなってしまうんですね。
悲しい話ですけど、他の食材もそういう原理が働くので、価格も変わらなかったり逆に安いです。
高級デパートに出した価格から考えたら、スーパーと同程度の価格だったら、相当にお得だと言えます。