金持ち生活と貧乏生活の人生が逆転してしまった内容

年月を経て環境が逆転してしまうことがある

内陸の海が無いエリアの山間部の豪商の家にまつわる兄弟間での格差という背景でした。

元々は豪商ということで、生まれついての富裕層で、家を継いだ長男は継いだ時点では富裕のままで、貧乏とは無縁の世界に生きていたわけです。

そして、妹は見合いで、財と権力を持っていた人物へ嫁ぐのですが、その後から変化があったのです。

豪商を継いだ長男のほうは、やはり恩恵が多くあり、贅沢の限りを尽くして生活を続ける訳です。

嫁いだほうの妹は旦那が職を失い事業を始めるのですが、そこから急速に家計が傾いていき、旦那だけでは無理となり、妹は屋台を引いて「おでん」を売ったりするようになりました。

着物であるとか、目ぼしいものは質屋へ入れて、子供たちも窮乏を経験していきました。

人生が逆転する契機となった出来事

そういった坂道を転がり落ちる生活は「どん底」と到達し、詰んだ状態になり、子供の手を引いて、お金を借りに実家へ訪れることになりました。

実家で権勢を奮っていた兄は豪華な食事を食べていました。貧しく食料も食べないまま、無心にきたわけですが、兄は椅子へふんぞり返り、女中をはべらしながら旨い酒や肴を自分だけが食べて、施すことなく、はるばる訪ねてきた妹と、その子供を冷酷に追い返しました。

万策尽きて落胆し、帰還した数日後に旦那が車に跳ねられました。

片足を失うほどの大事故でした。しかし跳ねた車に乗っていたのが大会社の社長で、その後、破格のお見舞いがあり、そこからは家も建ちました。ようやく訪れた窮乏からの脱出でした。

人生の潮目が変わり逆転してしまった立場

実家の豪商を継いだ兄でしたが、その後、贅沢な生活もたたり、家するらも失ってしまいます。

そして、新築住宅での生活から安定していた妹一家のところへ、ふらりと兄が訪れました。

「住むところも無いし金も失った」とボロボロの状態で訪れ、逆の立場となりましたけど、違ったのは、家に泊めて食事も提供したことでした。

そうした結果、失敗続きだった事業も芽を出して安定し、子供にも一つ家を持たせるまでになりました。

そして子供たちも、色々ありはしますけども、経済的には安定した生活を手にすることになりました。

実家を取られ、最後は一人になった兄の墓を建立し、お墓参りはかかさずに続けているとのことです。

因果が存在し、マインド次第でも人生の潮目の別れ道があるということが分かってきます。時代は少し違えども、参考になる部分も多かったです。

この話しを聞いたときに、私の中では、諦めてはいけないなという気持ちと、それぞれ違いはあっても外見では分からない苦悩を必ず抱えているものだという実感が伝わってきました。

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