都会から田舎へ疎開し現実とのギャップに気付かされる

ちゃぶ台返しと頭から冷水をかぶる

未開の地への憧れや勝手に抱いていたイメージ、それと若さゆえの根拠の無い自信、その全てが疎開先の農家においてひっくり返った例があります。

大きなバッグに沢山の荷物を詰め込み、逆とんぼ、長渕剛が上京したのとは逆の例のため、イメージソングを口ずさみながら最寄り駅に迎えが来ました。

その時点では完全に、お客様態度で上流階級が送迎されてるような優越感を抱いていました。

翌日から始まる農家の一員としての日々を想像もせず、禁忌である一番風呂も浴びて、食べる所作などを少し指摘されたのは、ほんのジャブに過ぎなかったようです。

叩き起こされて始まる初日

普段は夜遅くに寝てゆっくり起きる生活だったのが、早朝に叩き起こされ、布団を畳まないのを叱られ、畑へと駆り出されました。

朝食を食べる習慣が無いところに、7時きっかりの朝食、ハシの使い方、机に肘をつく姿勢など、一から教育され、親にどんな教育されてきたのかまで及びます。

上げ膳据え膳で手伝いもロクにせずにゲーム三昧だった都会での日々は、基礎的な所作やコミュニケーション能力も著しく劣っており、体力も無く、農家での日常の何一つとして出来なかったのです。

大きな勘違いで生きていたことがあぶり出される

井の中の蛙大海を知らずで、最初にうちは文句を言われたり叱られるのを、都会に対しての憧れの裏にあるものだと勝手に思っていたのですが、やること全てが初めての完全な体験不足だと知るのでした。

どこかで都会で生きてる自分の方が全てで上であると、大きな勘違いを肥大させていました。

たしかに東京は大きくて富が集中するプラットフォームです。田舎の人も、東京が持つプラットフォームは認めてる訳ですが、疎開してくる人を見てきた経験もあいまって、個人的なスキルが低いことを知っていて、そこについては馬鹿にするというよりも、基本から教えないと駄目なケーズも多いのでした。

同じ時間、同じ国に生きていても、毎日がリアルな生活磨きの日常と、上げ膳据え膳でスキルを一つも磨くことなく、ゲームという仮想空間に大半の時間を使ったかどうか?の差が生じていたのでした。

若くしてそこに気付け、田舎では日常ではありますけど、鍛えてもらってリアルでの成長を誓い、日焼けしたくましくなった姿に変わってはいきました。

それでも、田舎の農家からしたら、半人前以下で、相変わらず言われる日々、いつになったら一人前になるのかは、そこに住んで生活するしかないのでしょう。

SNSフォローボタン
運が大事をフォローする
生活
シェアする
運が大事をフォローする
運の影響力が強まる時代から玄空風水と運上げの方法