自信満々で開業し初めから閑古鳥で廃業したケース

一度目の飲食業開業はバブル前で空前の成功を納めた人物、その子供世代の二代目が脱サラして飲食業を開業したところ、二度目の成功はありませんでした。

時代の追い風で成功体験を積み、商売は楽勝であると自信満々で脱サラした二代目の開業に余生を費やす予定の歯車に狂いを生じました。

コロナ前のタイミングに入念に調べ上げ、学生の購買意欲も見込める立地を選定し意気揚々に引っ越しての開業でした。

開業とコロナショックが重なる

さて開業をするタイミング、引っ越し中にコロナウイルスの話題が出始めます。

しかし開業日までは自粛もなく海外での出来事であると軽く考え、開店を決行しました。

その直後に自粛ムードが日に日に強まり、学校自体が休みとなり、学生の援護射撃が皆無となるのでした。

新規開店早々に閑古鳥

バブル期は暖簾を上げれば行列、そんな光景を何度もシュミレーションしたのもつかの間、新規開店はご祝儀的な客足があるものですが、それも無く、予定が大きく外れ、居酒屋メインの営業スタイルに時短営業も重なります。

親世代が一度も経験したことが無いほどの閑散ぶりは、来客0カウントが日常となるほどでした。

聞く耳は持てなかったのも原因

開業するタイミングに関して、沢山の人から反対を受けたようだし、コロナが無くても、まず無理だと思ってました。

けれど、過去の成功と失敗したことが商売では無かったのが影響し、第三者からの助言は馬の耳に念仏となりました。

けっきょくのところ、本人が信じてゆずらない幸福の青い鳥は第三者の意見を客観的に聞けるマインドを持ってないと掴めないのかもしれません。

その時点が一番幸せの頂上だということがあります。そこから「自分はこんなもんじゃない」と思った時に燃え盛る火に飛び込みます。

諦めて引く、腹八分目で抑える、足元の幸福を認識する、「足るを知る」という格言が上昇し進み続けることを際限なく行う文明には一層に重要な意味を持つんだと改めて実感しました。