旧軽井沢の茜屋珈琲店から考察したコーヒーの美味しい飲み方

珈琲道を始めた頃は失敗ばかり

私がコーヒーという飲み物を覚えたのは缶コーヒーかもしれません。

たまに温泉なんかで飲むコーヒーと言えば瓶に入ったコーヒーで、紙パックになってるグリコのカフェオレともよく似た飲み物だと思ってました。

知人の家に行くと出て来るのはインスタントの粉をお湯で薄めてクリープを入れたタイプが多かったです。

あれを一日に5回も6回も飲んでる人もいました。

ある時に、ハイソサエティな邸宅にお邪魔した時に無類の珈琲好きな方が正式な形でのコーヒーを振舞ってくれました。

キリマンジャロだったと思いますが、砂糖も茶褐色のかけらの砂糖で出てきて、マイセンのカップで出されて恐縮しながらも気分良く美味しくいただいたのがコーヒー豆とか喫茶店を強めに意識した始まりです。

喫茶店には行っていて、シロップで割ると普段飲んでるものと違いを感じていましたが、いかんせんアイスコーヒー専門だったので、シロップやミルクを多く入れて意識が違う方へ行き、喫茶店のナポリタンに使用するベーコンが抜群に合うとか粉チーズが合うとかそういう事ばかりに意識が行きました。

喫茶店の中を観察するとマスターの人柄であるとか、飾ってある小物や絵画など、イマジネーションを刺激されて空間との一体となった雰囲気に魅了されていきました。

そうした中で最初、通販にハマっていた時期でもあり、コーヒーミルも持っていなかったため、挽いてあるタイプのアイスコーヒー専用の粉を買ったのですが、「苦すぎる」というのが第一印象で、喫茶店の味とはほど遠いものでした。

味を誤魔化すたまにカフェオレを甘くした飲み物に仕上げて流し込むという苦い思い出が最初のシーンでした。

喫茶店巡りと色んな焙煎されたコーヒー豆を取り寄せ始める

味を知らなければ駄目ということで、比べていく作業を開始しました。

ドトールから始まり街の喫茶、銀座の方でも飲んだりしました。アイスコーヒーに関してはスターバックスのは美味しいとは思いました。

取り寄せでは加藤珈琲という店の豆だけじゃなくアイスコーヒー用のリキッドを取り寄せて飲みましたが、いつまで経っても感銘を受けるものが見つかりませんでした。

喫茶店も色々とありましたけど、上限のような部分がありました。

こんなものかな?とちょっとあきらめていた頃もありました。

旧軽井沢の茜屋珈琲で今までとは違う味を知る

ミカド、丸山珈琲とかある中で、旧軽井沢銀座の茜屋珈琲で飲んだケーキとのセットでの珈琲は高いなと思いましたが、満足度は違いました。

珈琲を口に含んでワンテンポ遅れて葡萄を食べた時の風味が追いかけてきたのです。

なんだこの現象は?と葡萄ジュースでも入れてるのかと思いました。

この2段階で来る複雑な味わいに衝撃を受けて、調べていくと「モカイルガチェフ」という種類の珈琲豆であると分かりました。

しかし、色々な珈琲店でオーダーしたのですが、ついに同じような味には出会えませんでした。

珈琲の道具を揃えだしていった時期から自家焙煎までの道

珈琲豆でも喫茶店でも駄目なら製法じゃないか?と思いまして、専用の道具を集めるようになりました。

ドリップ用のケトルで珈琲豆を蒸らしてから入れるやり方など、まずは基本形を覚えていきました。

そして焙煎を自分でやりはじめるのでした。

土鍋を使用して、よく中まで火が通るようにやる製法を選びました。土鍋のフタをして撹拌したりしながら、焦げ付かないように面倒をみて、しっかりと中まで火を通します。

たぶん直火だと中まで火を通すのは難しいであろうと判断しました。フタで蒸し焼きにすることで燃焼温度を上げています。

ドリップする紙も毎回取り換えずに、老舗珈琲がネルでやるように、繰り返し使って紙から出る雑味を飛ばすことに成功しました。

ブラックでも充分に美味しいですが、カフェオレにする場合はフレッシュミルクが一番合うように思います。

甘味無しで極上のカフェオレが味わえますし、焙煎濃度を変えることで自由自在に味が変わっていくのが魅力です。